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​岩田晋典ゼミの概要

<ゼミのねらい>

 旅行という日常的行為を手がかりに主体的に勉強する能力を高めること。主体的に勉強する能力は、就職後はもちろん、生きている間ずっと必要になるものだ。卒業研究はそのためのトレーニング、ゼミは日々のトレーニングの場なのである。このゼミでは、旅行という取っ付きやすい行為、それを生み出す観光というシステムに軸足を置いてこのトレーニングに励んでもらう。

 卒業後の「実戦」に備えた2年間の演習(!)を通して、つねに将来の自分の姿をイメージしつつ、意識を高く保ち続け、知的にたくましくなってほしい。

<ゼミの活動内容>

 問題を見つけ、調べ、読み解き、整理し、表現する力を磨きながら、2年間かけて卒業論文を完成させる。フィールドワークは必須である。3年次に卒業研究の7割を作るつもりで取り組み、就職活動で大学生活をアピールする材料(の一つ)に活用する。

 具体的には卒業研究発表(原稿作成とゼミ構成員による査読)が中心になるが、そのほかにメディア・リテラシーについての学習、旅行記事作り、ネット記事のレビューも行う。​

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 ゼミのブログ

 Twitter(ゼミ以外の授業も含む

<卒業論文の例>

2022年度

「フラットな関係性と社会的居場所の提供 ―名古屋市相生山徳林寺における技能実習生支援活動」学科内最優秀賞

2021年度卒業

「ボランティアとレクリエーションを融合する試み:名古屋におけるゴミ拾いボランティア「プロギング」の事例」(学科内優秀賞)

2019年度卒業

「エコストロー利用の現状、課題、意義:台湾の事例」(学科内優秀賞)

2018年度卒業

「観光におけるシェアサイクル利用の現状と課題:名古屋と大津の事例を通して」(学科内最優秀賞

2017年度卒業

「『キモノでジャック』の現状と課題:伝統文化愛好活動におけるSNSの功罪」(学科内最優秀賞

2016年度卒業

「アニメ聖地巡礼におけるジェンダーの機能:鳥取県岩美町とテレビアニメ『Free!』の事例」(学科内優秀賞)

2015年度卒業

「ご当地アイドル論:地域観光における人的資源の活用」(学科内優秀賞)

2014年度卒業

「観光トイレの現状と課題、そして可能性:西三河地方の観光地を事例として」(学科内最優秀賞

2013年度卒業

「地域振興と音楽フェスティバル:参加者の視点から考える」(学科内優秀賞)

2012年度卒業

「東京ディズニーランドの人材教育」(学科内優秀賞)

<ゼミ希望者への要望>

 このゼミは旅行業や観光関連の職業に就きたい人のためではなく、“旅行”を手がかりに自らを高めたい人のためにある。

 いずれにしてもゼミ生は多読・多筆することになる。また、積極性や他者とコミュニケートする意欲も必須だ。自ら進んで発言することが苦手な人、自分の意見を第三者に伝えることが好きではない人、出不精な人、図書館で本を読むのが億劫な人、文章を書くことが嫌いな人、そして満足に挨拶ができない人はこのゼミに向いていない。

 ゼミ生には、自分の周りに広がっている世の中の動きに関心を持ってもらいたい。たとえて言えば、ちゃんと選挙に行って投票する人、そんな人にゼミに入ってもらいたい。

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